きみさえいれば Shining days!

ニュアンス:微妙な意味合い

試合反省~A.B.C-Z Love Battle Tour.を振り返って~

 

えーーー、ラブバトルツアーの延長戦が決定して、早いもので半月が経ちました、お疲れさまでした。

 

今回は「Love Battle」「ラブバトル」「愛の闘い」ということで、各地でA.B.C-Z」 vs 「ファン」の愛の戦いが繰り広げられていたじゃないですか。個人的にはあまり勝てた実感がないんですね、残念なことに。だからこそ延長戦では「勝った」実感が欲しいなーって思うんですよ。

 

そのためにはそうです、

孫子の名言にもあるように

 

『彼を知り、己を知れば、百戦殆うからず』

 

簡単に言うと「敵を知り、そして自分を知れば、何度戦っても負けることはない」。勝つためには相手を知れ、よく聞きますよね。つまりは試合の反省出しをしたいなーーと思った次第です。試合ってやりっぱなしじゃよくないからね!!次につながらないから!!

  • その戦いで何を思ったか、自分の気持ち
  • 相手の攻め方や守り方はどうだったか
  • いちいちを思い出したり考えたりすること
  • そしてそれをちゃんと表すこと

が大事だと思うのでね。せっかく決定した延長戦でA.B.C-Zに負けないように、今回の試合(ラブバトルツアー)の振り返りを勝手にしますよ、ということです。

 

要はあれです、セットリストも演出も構成も、まったく隙がなくて完璧で、内容の濃密さと充実度と、何回見ても感じる新鮮な楽しさに圧倒されちゃって。…………とにかく!圧倒されちゃった、ってことを残したくて書いてます。

 

 

 

 

※「おまえラブバトルでいくつ記事書くんだよ」っていう突っ込みはいりません *1

 

 

何回も言うけど、今回のツアーは言うならば、

おじいちゃんもだいすきな『We Love A.B.C-Z*2

だったの、演目中ずーっとA.B.C-Zが板の上からいなくならないで、だいすきなA.B.C-Z一瞬もそらさずに正面から見ることができる空間。「We〜」が本当にすきだったから、同じような原理で構成されていたのも、今回のツアーがたのしくて仕方なかった要因のひとつなのかも。

 

舞台とちがうのは、こちらのリアクションがダイレクトに声としてステージ上に伝わること。だからこそ、提供してくれるものに応えるこちらのパワーを吸収してくれて、またそれでこちらも楽しめて、相乗効果が見られたのかなーと、図々しいけど(笑)

だから本当にたのしくてたのしくて、えびちゃんのことをより一層すきになれたツアーでした。だからいろいろ語らせてくれ。

 

 

開幕戦(OP映像〜ずっとLOVE)

今回のOP映像は、いままでのアリーナコンサートのものとは仕様が全くちがって、一気に会場のボルテージを上げるつくりじゃなかった。各メンバーの名前とお顔のアップに、\キャーーーーー/ってすんなり漏れ出ちゃうような派手な作りじゃなかったかもしれないけど、「愛」というひとつの大きなテーマが、あの中に集約されていた。

  • 手紙を書くという誰かを思いやる気持ち
  • 内容を考えすぎて何度も書き直すこと
  • 「I Love you.」というシンプルな綴り
  • カレンダーに印をつけてたったひとつの「その日」が記念日になること
  • キスという愛情表現
  • プレゼント

全部誰かがそばにいたり、誰かのために行われたりすること。いろんな形があるけれど、だれかやなにかを大切に思う「愛」が画面にあふれてて、胸がいっぱいになった。

 

この映像のラストで橋本くんは赤いプレゼント箱を持ってて、そこにベールのような白いリボンがかかっている、それがほどけると同時にステージにかかった白いベールが外れて、ピンク5色から成るハートと、にこにこわらってるA.B.C-Zの5人が現れる。そこでかかっているのが「花言葉」のイントロ。

えびちゃんは、客席のファンにとって自分たちが何よりのプレゼントだってことも、みんなが花言葉をだいすきだってことも知ってるんだね(笑)*3

「しあわせになろう」って5ショットが映し出されるモニターに、胸がとても熱くなり

戸塚くんの

「みんなをやさしく抱きしめてあげる始まり方にしたい」

っていう、今回のパンフレットでの言葉を思い出す。正面からがっしりと抱きしめられてるかのような、安心感とあたたかさと力強さのOPでした。

 

そうして素敵なOPだなあ、愛されてるなあと思っているのもつかの間、花言葉からTAKAHIROさん作メドレーに突入!!!

 

「しあわせになろう」って受け取ったバトンが、

怒涛の!A.B.C-Zの!醍醐味である!ダンスナンバーのメドレー!

そんなん見られるの「しあわせ」でしかなかったよ。

1回切りじゃなく、2回目のコラボレーションをしてくださったTAKAHIROさん。たくさん「愛」を授けてくださったことが手に取るようにわかるので、「テレパシー One!Two!」も「Rock with U」もだいすきで大切な作品で、何回見ても新鮮にわくわくできる。

余談、テレパシーがあの運動量に対して生歌なのは、去年のえび座でずーーーーっと踊ってたからなのかな、生歌かつフルでダンス、という点では、完成度がちょっとほかの曲とはちがいすぎたな……(笑)

 

その後の「ずっとLOVE」は、後ろから見渡すと会場の風景に泣いてしまいそうで。各々がすきな色に変えたマジカルLOVEスティックを、ハートを、A.B.C-Zに届けーって前に上に高く掲げるの。「誓い奏でるLOVE」「いつまでもそばにいるずっとー!」って、えびちゃんと客席の誓いだよなあ、もはや。モニターにもたくさんのデフォルメされたLOVEスティックが映ってて、それぞれ5色に点灯されてて、すごくかわいかった!

最近、ずっとLOVEはファンサ曲、移動曲的な扱いだったから、久しぶりにイントロから踊っていて、ちゃんとダンスナンバーからの流れを汲んだずっとLOVEだったのがうれしかった!この曲の振り付け、ステップも多くて意外と運動量があるからね。

何度も何度も繰り出されるあのマーク、ステージ上で掲げるえびちゃんの「OK」の指と、客席が掲げる「OK」の指とが空中で重なり合って、「&」*4になるから、「おれたち"と"みんな」になるじゃん!って気づいたので、ずっとLOVEは振り付け含めて愛の歌です(むりやり)

ライブ中はさらっと聞いてしまっていたけれど、いま思い返す「ずっと一緒だよー!」って、こんなど直球な言葉はないよなあって。毎公演で言っていた塚ちゃんにありがとう。

このOPからずっとLOVEまでの流れが本当に美しくて「しっくり」きて、すごくたのしかったです。こんなにこんなに手厚くて、「しあわせになる」準備はもう万端です

 

「いいLOVE届いてますよー!」の河合くんの言葉で、ラブバトルの開幕戦がおしまい!

次からROUND制の闘いに移ります、その前のブレイクタイムな映像がこれまたかわいくて(笑)これから闘いなのに、思わずほっこり気の抜けちゃうようなさ~~~!ちゃんとボクシング仕立ての映像で、闘いであることを示唆してくれるのもまたよしでした。

 

 

ROUND1:SHOW TIME

いやあ、バーカウンターにソファにテーブルに、黒いお衣装にスタンドマイク、照明オフの中どかっこつけて出てくる5人のシルエットがすでに大正解すぎて、沸き立つ以外なかったね………ラウンド1は総じて五関くんが演出構成振り付けされたらしいじゃないですか、

Burn ハートなんて

「五関晃一が!振り付けを!担当いたしました!!!!!」

って体で表しすぎだったからね、五関くん自身も河合くんも……(笑)

五関くんが振り付け手掛けるようになってきたころ、ほかの4人だったらどう踊るかなーとかこういう振りは誰っぽいなーとか考えながら振り付けする的なことを言ってたのが結構記憶に残ってて(ソース忘れたけど)、Burn ハートとか言うならば、サビはほぼほぼ河合くんのことを思い浮かべて作ったんじゃないかなっておもってる…(笑)

 

そして盛り盛りのスタンドマイクプレイからのハンドマイクの大人なエロい曲「Steal Your Lips」。(オーラス後ですらタイトルの英語読めてなかったけど)橋本くんに言わせれば、「キャーポイントの曲」

最終的に戸塚くんが「My kiss」である橋本くんに愛情表現する曲」になってたけど、それがもはやエンターテイメントなのでね、顔が美しいって、きれいって、魅せ方を知ってるって、正義ですね。

 

からのパフォーマンス曲。

今回の装置のバンジーは、5人とも均一でできてたイメージがあって、安定感もあって、そこもすごくよかったんだよね。トランポリンとかって、どうしても塚ちゃんが魅せる、担う部分が多くなっちゃったりするし*5、5BOXとかはちょっとなにかあったりするとそっちに目がいってしまうこととかあったけど、この逆バンジーは、全員のレベルが(正面から見ている分では)平等だったのがすごくよかった。たくさん稽古したんだろうなあ。

そしてそもそも今回のパフォーマンスがバンジーなの、すごく正解だったなって!えびちゃんのトランポリンとか逆バンジーとかって、正面から見るのが醍醐味だとおもうので、ホールツアーの装置でパフォーマンスをするならってちゃんと考えられているんだな〜〜と。追加の横アリでもおそらくやると思うけど、それはまあエキシビジョン的な立ち位置ということで…(笑)

選曲が「Like A Blow」なのも、『ABC座2013』でパフォーマンス曲として使われてた曲なので、懐かしくも新しくもうれしくもあり。こういう風に、少し前の曲もどんどん使ってほしいなとおもいました。*6

 

そしてぺるちゃん*7!」

ペルソナはね、間違いなく自分のために、自分がいちばんきれいに美しく気高く見えるように振り付けしたと思うよ、なあ五関くん!!!!!!

 

もうね、美しかったほんとうにそれだけ、その中でもとりわけ五関くんが美しかったんだ………そんな人がレーザーを自分で打ち込んでるんだから最高だよ…………………

タッキーのディナーショーだったり、滝沢歌舞伎だったりの振り付け*8で、「振付師」としての活動はたくさんしてたと思うんだけど、終電も忘年会も、Rock with UもFuture Lightも全部五関くん「じゃない人」が振り付けだったから、今回のツアーが自分たちの曲につける振り付けとしては久しぶりだったと思うの、で実際わたしが五関くんが振り付けたA.B.C-Zの曲を見たのもこのツアーがすごく久しぶりだったんだけど、他担ながらに久しぶりの五関くんの振り付けはやっぱりすごくて、圧倒されちゃって、言葉にならなくなってしまった……………

なんなんだろうね、五関くんの振り付けって5人とも個性爆発大全開で踊るから、腕の角度とかスタンスの広さとか重心のかけ方とかぜんっぜん合ってないの、まっっっっっっっっったく合ってないの*9合ってないのにね、かちっとはまって揃って見えるの、揃ってというか、いちばんA.B.C-Zとして成立しているように見えてしまうんだよねえ………

なんだかよくわかんないんだけどさ、だからもうわたしは確信した、五関くんの振り付けに怖いものは0.1ミリもないって、A.B.C-Zの自作自演の世界「も」たのしくてしょうがない………………*10レーザーも頭おかしくて(大ほめ)最高だったので、横アリもたのしみにさせていただきます

 

全体の流れを考えたのは河合くんだけど、1曲ごとの構成などを考えたのが五関くん、って判明した*11わけですが、「Like〜」から「Get up!」に入る前の「つなぎ」として「ペルソナ・ゲーム」を入れた、河合くんと五関くんのそのセンスは抜群すぎるし、戸塚くんがその経緯について興味津々だったので、このラウンドは完全にかわごの世界だったんだなあーと思いました。終わり方もよかったよね、ふみとつかだの踊りとレーザーのシンクロが「SHOW TIME」の終わりにふさわしくて美しくって。

 

 

ROUND2:Battle

とにかくずっと戦って闘ってましたね……(笑)

 

1戦目は『五関 vs 橋本だったけど、いい勝負でしたね、ドローだよドロー、どっちも全然一歩も引かないの。ずっとバチバチしてたけど、それこそ最終戦では、なんかお互いに

おまえ…やるじゃねえか…(笑)

って認め合って、2人で強く堅い握手を交わしてそのままラスボス(概念)に挑みに行ってた感じがあってすごくよかった……(?)

 

2戦目は『五関橋本 vs 戸塚塚田河合だったけど、まあねえ、最終戦は仕方ないけど加入メンバー年の差チームの勝利だったよね~~~、腹筋出してんだもん、そりゃ勝つわ(笑)最初のふみとつだけ生歌だったのなんでだろうね。あとこういう曲えびちゃん似合うんだよなー、「自分がいちばんイケてるとおもってる」×5人の集まりだからかな(最高)

 

3戦目は『個人戦A.B.C-Z vs 客席のどっちかなーって思ってたんだけど、次の曲が後者っぽいからこっちは個人戦ということにしますね!

ここで河合くんがだいすきな金網ちゃんが出てくるんだけど、あんなにインパクト残しつつ、実際に金網がある曲って、この曲と次の曲だけなんだよなあ、しかも次の曲だと結局客席降りになるから実質えびらぶのためだけの金網……………だから河合くんは全21公演で金網のこと触れたのかもなっておもったら、一気に胸が熱くなってしまった~~〜

これとかもそうだけど、客席が踊る前提の曲ってあるじゃないですか、当たり前になりすぎると本人たちがその振りやんなくなっちゃったりするものだけど、えびちゃんはお星さま描くのはもちろん、サビの右手を煽る振りもちゃんとやるのが素敵だなーって思った、特に上のほうにいる五関くんと塚ちゃんは、片手で金網を持ちながら片手で煽ってて!

 

4戦目は『A.B.C-Z vs 客席』かなあ…(笑)ちょっと断言はできない(笑)けど声出せって河合くんに怒鳴られるし(語弊)煙放射されてたし、直接的に攻撃を仕掛けられていたような気もする(笑)「いい子な振りはやめにしよう」ってえびちゃんにもえび担にも言えることだよなーとか思ったり、世界揺らしてえなーとか思ったり、これもロック調だけど歌ってて気持ちよさそうなところがすき!

 

ずっと戦った後は一時休戦!そんな感じでMCに入る……!

MCはそうだね、去年から思っているけど、本当にMCの空気感があったかくなったなあと思ってて、ただ単純に5人が仲良くなったからなのかどうなのかわかんないけど、お互いがいろいろを見せられるようになったのかなと。河合くんに生まれた心のゆとりが、ここ1、2年で視覚化されたこともすごくうれしいし、橋本くんがみんなに話し振ったり突っ込んだりしてくれるのにもすごく安心感があるし。

あとふつうに河合担から言わせていただくと、えびちゃん河合の扱いがうますぎるので本当にありがとうございますしかない……(笑)五関くん、塚ちゃん、戸塚くんはもちろん、橋本くんはどんどん腕前をあげてらっしゃってね、本当に………「かわいい河合の引き出し方法」の習得は、やっぱりA.B.C-Zの方々が長けてらっしゃいますのでありがたいです。ちなみにそんな河合いじり満載のお気に入りのMCは川崎のMCなので貼っておく~~~

 

 

それからMCの流れのままのJOYと、一気に世界観に戻してくれる「街角」とが挟まれます、去年もMC明けがGlory Daysだったし、引き込むには「歌」って思ってるのかなあ。またこれもラジオの話だけど、いくつになってもアクロバット続けたい!って言ってる塚ちゃんが、

「一切踊りなしで、みんなそれぞれのパートがあって、歌で魅せるのを初めてできたなあって思った曲」

って言ってて、塚ちゃんの中に「歌」が新たな選択肢がちゃんと生まれたんだなあって実感できたこともめちゃくちゃうれしかったなーーー、実際塚ちゃん歌上手になってたし!

 

ROUND3:Friends

エモーショナルのかたまりですよねえ「ありがとう、A.B.C-Z」って、中の人が中の人に言うだなんて。5人が5人のために歌うのをパフォーマンスとして享受させてもらう的な気持ちであったな、テーマ「ともだち」

前にJ's倶楽部で橋本くんが4人のことを「ともだちだとおもってる」*12って言ってたので、それも完全に一致しちゃって余計にグッときたというか。

この時に着ている衣装もNEWSのまっすーが作ってくれたもので、そしてまっすーは公演を見に来てくれたんだけど、そのあとJwebの連載で塚ちゃんのことを「友達」って言ってて。みんなまっすーのお衣装すーごく大事に扱ってたんだけど、『Friends』ってテーマで「友達」の作ってくれた衣装を着るの、すごく素敵な演出だと思いました。まっすーはそのことに気づいてくれたかな?友達ってテーマの中で着られてることに!

 

「ツカズハナレズ」はそれぞれメンバーを見ながら歌う演出で、それに「恥ずかしかった」って口々に言うえびちゃん(ふみとつご)がかわいくて、照れくさいとかそういう気持ちがあるんだなって、そういうのが余計に「ともだち」っぽいなーとかおもったり

でも反対に、「いつまでも I'm on your side.」って歌詞で、戸塚くんが4人のことを順番に指さしてた公演もあって

「いつまでも私は”あなた”の味方です」

って、はっしーとフミトと塚ちゃんと五関くんを順番に指さしてて、そういうことを、恥ずかしげもなくできちゃう人がいることの強さをとても感じた。

 

そして結成10年メドレーに突入するのですが、この「Friends」のテーマの中にすっと入ってるのがいいなと思って。結成10年が別として設けられたり分断されるんじゃなくて、テーマの中に意味を持って存在してるところが考えられてて、構成力の高さを感じました。だって橋本くんに言わせてみれば、5人は10年をともにした友達なんだもん!!

メドレーの内容も、

  • 明日の為に僕がいる
  • Daybreaker
  • A.B.C-Z

って、それぞれターニングポイントな曲であることもなおさらよくって、A.B.C-Zを結成して1曲目、初めて自分たちの名前がついたコンサートでの1曲目、CD音源化された5人での1曲目。(河合くんが怪我をしてしまった曲………(笑))

そのとき使ってた丸椅子を使って今回もパフォーマンスしてくれたことがうれしくて。そのまま丸椅子に座って、「誰のものでもないこの道」を歌うのも、なんだか今までの自分たちの過去や軌跡を、全部まとめて抱きかかえながら、そこから一緒に前に歩こうとしているようで、粋だなーとおもいました。そして順番に椅子から立ち上がって、5人で横1列に並んで、まっすぐ視線を据えて歌い上げる。

 

 

ROUND4:Love

最終ラウンドのテーマが「Love」って、思わずわらっちゃうよね、愛しすぎて(笑)

暗い街に、橋本くんが宿した灯りで舞う五関くん、そうして気持ちよくなって寝てしまう。それから高いところから現れる御三方は、もしかしたら夢の中の登場人物だったのかなあ………………途中からなんか戦隊ものっぽかったし(笑)

 

愛しかないLoveラウンドのオープニング曲が「好きなんだ…」って思いのたけをまっすぐぶつける曲なの、セットリストに1ミリも狂いがない!っておもってしまう、最終決戦がはじまるんだなって。

このラウンドは、好意を正面からぶつけるだけじゃなく、「愛」の表現方法をたくさん提示してくれてて

  • 「好きなんだ…」ってストレートに言葉と声色で伝えることも
  • 「One more kiss」って愛情を行為で表現することも
  • 一緒に1つの空間を作り上げる共同作業も
  • 相手を尊重して認め合って褒めあうのも

全部全部「愛まみれ」になるための仕組みがあって、一緒に声出して一緒に踊ってればいつのまにかみんな「Love」に侵されて抜け出せなくなる、それこそ「愛に溺れる」というか(笑)だって全部愛情の表現なんだもん、本当にうまくできている、構成も演出も。

あとこのラウンドはね、特に5人の笑顔が途切れなかった!たぶん照明も、明るめのあったかいめの色味が多かったから、余計にお顔も笑顔にかわいく見えたのかもしれない。

Loveコーナーが本当に好きで好きで、お仕置きコーナーも4人には申し訳ないけど本当に楽しみで、塚田僚一さんのエンターテイナー力に圧倒されて、もう見られないことが絶望的なのですが、たのしかったってこの気持ちだけで命をつなぎます。

 

「トリプルラッキー!!!」のあと、5人が横1列になって、そのあとメロディの三方礼があったんだけど、それも「バトル」の終わりとして、全4ラウンドの終わりを意味してるのかなと思って。

やっぱり勝負って、お互いを讃えるというか「ありがとうございました」って気持ちが伴うものだと思うんですよ、闘いのあとにはお互いが誠意を伝える*13、礼儀みたいなものじゃん。だから、ちゃんと

5人が並ぶこと、それに対してこっちが惜しみない拍手を贈ること、それをもってラウンド制の「ラブバトル」が終わりの意味を持つ、そんな意味はこめてないかもしれないけど、そんな風におもいました。

 

エキシビジョン(Future Light~ED映像)

着替えて、青のスパンコールきらっきらのお衣装に着替えた後は、ひたすらショータイムです。もはやごほうびタイムって感じですね、一緒に闘ったごほうびとして見せていただけているかのような………(笑)

 

余談、この映像の1人目の身体がだれかわからなかったんだよな………だれだった、塚ちゃん………?ぜひ円盤化される際はここも入れていただけたら幸いです

がっつり「Future Light」踊った後は、ハート投げタイム!冗談抜きにして全く関係ない席にしか入れなかったので、だいたい塚ちゃんから分け与えられる身体の部位を頂戴しておりました*14が、後半戦になってからあげる場所がなくなっちゃったのか、あげるタイムがなくなってて少し残念だったりなど(笑)

 

そして「Moonlight walker」に「終電を超えて~Christmas Night~」、終電は真夏にやってくれてありがとうと、ただそれだけです、まさかこんなちゃんと見られるとは思ってなかったから!それも本編のラストだから、うわーーーーーやってくれるんだーーーー!!!!ってうれしみも交わりつつで!

戸塚くんはラジオでこの曲を選んでたんだけど、その理由として

「"ずっとこのままなんてないさ わかってるだから 次の約束なんていらない"ってライブの終盤に歌うことによって、意味が何倍にも膨れ上がったよね」って。

「ずっとこの空間が続くことはないけれど、そこであえて「終電を超えていこう」っていうのは2人のガッツだよね、”おれらとおれらのファンのガッツだよね”って述べてて、しぬほど腑に落ちた……………ライブで、ラブバトルで歌われる意味しかなかったんだな。

そして戸塚くんはそれを頭に置きながら「I love you!」って叫んでたのかとおもうとグッとくるし、その真意を汲んだ上で終電を聞きたかったなって後悔の波が押し寄せます…(笑)

 

(余談、年明けのはしちゃんは「あけましておめでとうーーーー!」って叫ぶに、1万点賭けますね(笑))

 

そして本編にて橋本くんの紹介もあるように、本当のラストの曲は「Forget How To Forget」でした。「愛した人の忘れ方を忘れる」、恋人に対する失恋の歌ではあるんだけど、ライブのラストに歌われてしまうとなんというかこちらに対して歌われているような勘違いを起こしてしまうわけで………(笑)

 

わたしはえびちゃんをすきでいることをやめよう、離れようと思ったことは、これまで1度たりともないんだけど、もし、もしそういう日が来たら絶対この曲を思い出すのだろうなーとおもうし、どう考えても、「愛し続けた人の忘れ方、忘れてしまったのさ」そう言ってしまう未来が見える。反対に、えびちゃんになにかあったときはこの曲を思い出してほしいなとも思う、図々しいし畏れ多いし口にすることすらおこがましいとわかっているけど。

 

そしてまた戸塚くんの言葉

「コンサートのラストにフルコーラスって、ファンもぼくらA.B.C-Zもそうだけど、お互いに忘れられないってことにして終わりにするのがすごいいいなっておもった」

それです、それが言いたかった……………「忘れ方を忘れる=忘れられない」それです。A.B.C-Z側にもそう思っててほしいなーっていうこちら側の勝手な妄想を、汲んでくれていた戸塚くんありがとう。

「とっつーは本当にロマンチストだよね!!!!」ってわたしの中の塚ちゃんが言ってるもん…

 

たしかこの曲、橋本くんのお気に入りなんだよね、好きそう(笑)河合くんもほかの人のパートを口ずさんでたし、やっぱり5人ともお気に入りなのかな。

個人的には自分の名前がアレなので、河合くんのパートに「僕を見つめてくれた海のようなその瞳の色」とあるのが本当にうれしく、案の定戸塚くんがこのパートをめちゃくちゃ好きなこともうれしく、毎回噛み締めるように堪能してしまった……………

 

そしてコーダーでひとりずつご挨拶をひとことずつして、そのままスモークの中、登場と同じくハートの中に還っていく5人。

プレゼントBOXから出てきた5人が、出てきた場所から戻るというね、切なくもあるけどまた開ける楽しみがある、ともとれる……というかとる(笑)

OPと同じく*15、楽曲のコーダーとともに映像がリンクして、曲の終わりと同時に映像と演出(風船が飛んでいく)もおわって、すごくまとまりのあるきれいな終わり方でした。OPからEDまで、完全に1本のストーリーになっていて一貫性がある、そのあたりもこのツアーの隙がないところで

 

交流戦(アンコール)

\アンコール〜〜〜はぁーじぃーまぁーるぅーぜえーーーー!/

って天才かって、これはもう鉄板になりそうだなー!

 

Reboot!!をアンコールに持ってきたのは、橋本くんのソロコン*16があったのもひとつの理由なんじゃないかと踏んでる…………わちゃわちゃたのしかったし、Reboot!!は踊らなくてもいいんだよってあの夏が教えてくれたかのような気がしてる、勝手に(笑)

 

そしてWアンコールが「JOYしたいキモチ(2回目)」これはもうはしちゃんの「♪少しずつ近づくバイバイ まーだまだ……かえりたくないぃぃぃーーーー!!!」に集約されてたのでね!

今日だけ 全部忘れよう

何があったってそんなもの

今しかできないこと 楽しんでこうよ

つらいことだって

いっそもう全部愛してこう

最後にハジけよう もういちど

帰りはなに食べよう?

決められないよ!

ってか遊び足りないよ!

また今度来ようね

こんな歌詞を、ライブの最後の最後に歌われたら泣いちゃうよ………素敵な交流試合だった、本当によくできた内容でした。愛という広くて大きなテーマを扱いながらも、A.B.C-Zとファン、その対立が明確に見えて、的が絞れていて、ものすごい満足度でおわりました、あっという間だった。おわりです。

 

 

 

 

A.B.C-Zなりの「ラブバトル」とは、相手に対して真摯に正面から真っ向勝負でぶつかりにいくことだったのかなーとおもいます。ずっとステージに立ち続けることも、魅せるステージも一緒に楽しむステージも、全部目の前にいる人にぶつけられたもので、その自身を削って繰り出されるパフォーマンスが、A.B.C-Zが考える「愛」だったんだと思いました。正直で嘘がなくて、自分たちの楽しさを共有していくことで1つの空間を作っていたというか。何を言ってんだよって感じだけど、愛されてるな、考えてくれてるんだなってことをちゃんと実感できた。 

 

Loveであり、Battleであり、愛であり、闘いであり、合戦であり、常にこの大きな大きなテーマがあったうえで構成されていて、それが可視化できる、こんなに作りこまれたツアーは正直初めてだったのではないかな。正面からしかないホールはA.B.C-Zにとって、自分たちの強みを最大限に発揮できる空間で、それは本人らもこちらも知ってること。だからこそ、(今までもあったけれど)次もっと大きいアリーナのみでツアーをやることになったときに、ホールで発揮できるものを、いかに360度から見られたときに出し切れるかというのもたのしみなところです。

表現方法が悪いかもしれないけど、個人的にはA.B.C-Zが見せたいものと自分が見たいものがカチッとはまって。だから本当にたのしかった、何回だって言います、たのしかったです、構成演出を担った河合くん、本当にたのしかったです、

河合くんが「みんなの意見をまとめただけ」って言うなら、みんなの意見をまとめたことがすごい、すごいし、みんなの意見もすごい、だから結論、A.B.C-Zはすごい。

こんなにたのしいエンターテイメント空間を知っているわたしは、ラブバトルの勝者だと胸を張って言えます! (冒頭では勝てた実感ないとか言ってんのにね)

オーラスの後にすぐ生放送のラジオがあって、5人ともふわふわだったけどそのままの熱量でツアーについてのいろんな話や思いが聞けたのはすごくありがたかったし、このラジオをもって最終公演だったんだなあと思いました。長丁場、おつかれさまでした!!!

 

 

ということで、横浜アリーナ延長戦!たのしみにしています!!!

ですがひとまず、ラブバトル全21試合本当におつかれさまでした!!!!!けがもなく終わって何より!!!!!!

たのしい時間をありがとうございました!!!!

 

 

 

 

*1:タイトルに「Love Battle」って入れたの18本目ですこわすぎ

*2:ジャニーさんが名付けた、ABC座2015の2幕 THE SHOWのタイトルが「We Love A.B.C-Z

*3:オーラス後のJ's倶楽部で橋本くんが「ファンが大好きというか、おれたちもだいすきじゃないですか」って言ってたのでそうですね(笑)

*4:We're ジャニーズの「♪You & Me~」の「&」が「OK」ポーズを結ぶ振り付け

*5:いやもちろん素晴らしいことだし、塚ちゃんのパフォーマンスだいすきだし期待もしてしまっているのよ、塚ちゃんだけができるパフォーマンスも

*6:All my everything、Shake it Like it、雪が降るの3曲がまだ未使用曲なのかな…?

*7:J's倶楽部で五関くんがペルソナ・ゲームのことをこう呼んでいた

*8:今思うと、どっちの振り付けも五関くんに託したタッキーの重みを十二分に感じている

*9:語弊あるとやだから言うけど、なんだろうなトラジャみたいに0.1コンマの世界で、0.1度の角度で、0.1ミリの高さでは合ってないという意味であり、もちろん合ってます、A.B.C-Zのパフォーマンスは素晴らしいです

*10:TAKAHIROさんとの世界とか、ヒャダインさんとの世界とか、西寺郷太さんとの世界とかとやる世界がたのしいので、その意味での「も」

*11:これまたJ's倶楽部での話

*12:はしちゃん「あっ、とっつーはおにいちゃん!」

*13:己が体育会系出身なものでしてね

*14:字面が怖すぎる………なんかね、膝とか肘とか背筋とか投げてくれてたのよ

*15:映像のラストのBGMが花言葉のイントロだった

*16:Summer Paradise 2017の橋本良亮さんのソロコンのアンコールがReboot!!だった、しかもお兄ちゃんが見学に来る度コラボするかわいくてゆるいパターン