きみさえいれば Shining days!

ニュアンス:微妙な意味合い

『SHOW BOY』史上最高な作品に乗船した話

 

 

お久しぶりの更新となりました。

 

2019年下半期1発目の現場が「最高 オブ 最高」すぎて、どうしてもこの感情を残したくて稚拙な言葉を並べてます。なんならキーボードを打っている今も感極まって泣きそうな、それくらい最オブ高でありました……(笑)

 

 

その現場というのが、

 

 

 

 

 

ドゥルルルルルルルルルルル…………っジャンッ!

 

 

 

 

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『SHOW BOY』

 

 

 

です、いまやLINEでお友だちになれるジャニーズ「ふぉ~ゆ~」の主演作品でございます。

 

 

 

 

 

なにが最高って、まず事前情報から想像できるものが最高!!

 

  • 「Songs and Dance Entertainment!!」
  • Miracle!Magical!Sexy!Shocking!*1
  • 松崎さんが中国人マフィア
  • 越岡さんがギャンブラー
  • というかポスターの福ちゃんがイケ散らかしている
  • というかポスターの4人が胡散臭い

 

 

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ね、胡散臭いでしょ。

 

 

 

えっなに越岡さんのギャンブラーって………絶対クズだし脚なげえじゃん……… えっなにザキさんの中国人マフィアって………絶対天下一品だし脚なげえじゃん………っておもってたんですけど、本当に2人はひたすら脚が長かったナ。

 

 

 

 

えーと じゃなくて、

端的に作品の何がよかったのか というと

 

 

 

1ミリも頭を使わず笑えて、

 

スッキリ快感も得られて、

 

明日のわたしの心をちょっと軽くしてくれるところ。

 

 

頭使いたくない!楽してわらいたい!欲を言えば、点と点が繋がる爽快感もほしい!

そんな

わかりやすくて楽しくて気持ちよくしてくれるエンターテインメント作品

なところが本当に最高!!!!!

 

 

これを観た自分と、観なかった自分とでは、観た自分の方が明らかに良い自分なはず!*2

 

 

  • 登場人物の人名は出さず、「あなた」「こいつ」「役職名」で進むやさしさ!!カタカナの名前とかごっちゃになるしな!!!!
  • 回想シーンを何度も演じてくれる手厚さ、ストーリーを綿密に思い出す必要も、詳細に記憶しながら見る必要もない(いやもちろん集中してた方が何倍も楽しいけれども!)
  • 楽曲と演出がオシャレで凝ってて見所が尽きない
  • カジュアルにたのしい、とにかくこれに尽きる

 

 

この中で描かれるお話は、きらびやかで華やかなショーの裏には、切なくて苦い現実もある。人生ってむずかしいし思うようにいかないけど、いくつもの人生を歩むことができるんだよ、というもの。

 

華やかなショーに立つ人たちの、決して明るくはないバックグラウンドを踏まえて「人生はショータイム」である姿を覗けたところがすきだった。そのおかげで、ショーに立たない我々の、ただ過ぎていく毎日もショータイムなんだ。と思うことができた。

ただ過ぎていくとわかってるのに、その日々に対して自分が勝手にしてしまう期待を、少し軽くしてくれる魔法の言葉が至る場面に散りばめられていた。

 

「人生は唐突に変わる」

「もったいないことをしてみる」

「Nobody's perfect!」

「誰が言ったんだ 始めるには遅すぎるって」

 

歌に踊りにセリフに表情に行動に、いろんな角度から「人生」をその人それぞれの「ショータイム」として照らしてくれて。何かをすることに遅すぎることもなければ時間がもったいないこともないし、お話の中では「人生は変わる」を扱っていたけれど大テーマとしては、人生は変われなくても変わらなくても変わっても、それはすべて「ショー」なんだ と、伝えていた。そんな風に明日の自分、なんなら観劇後の自分、の気持ちを一緒にグッと持ち上げてくれる作品でございました。ひたむきに素敵だった。

 

 

具体的で抽象的に作中のふぉ〜ゆ〜の4人を表すと、

 

「仕方なくやりたいことを諦めざるを得ない人」

 

「人生をやり直したいけどうまく進めない人」

 

「家族に言えないことを仕事になんてしたくない人」

 

「自分を踏みにじって好きなことを諦めようとしている人」

 

そんな人たちがある一夜のある船の中で、出会った人たちと関わることで自分の感情に素直になれた。それを見ただけで、「人生はショータイム」の言葉を腑に落とすことができたんだよね。

 

別にさ、だれもがいま人生を変えたいわけではないとおもうの。けど人生の中で、自分の気持ちや考えや環境も変わるわけで。なんならわたしはひねくれてるので、「今」がいくら嫌で変えたかったとしても「簡単に人生が変わるわけないだろ(笑)」って思ってしまうだろうし(笑)

だからこそ「Nobody's perfect」の中にでてきた「無数のあなたがいる」「いくつもの人生を歩んでる」この言葉を知ってるだけで、別に今の自分だけが自分の人生じゃないしな って思うことができるとおもうの。人生を変えるとか変わるとかそういうことではなくて!それに気づけたことは今後のわたしにとって宝物のようなことだな と本気でおもえたので、この作品に出会えて本当に、本当によかったとおもいます!!!!!

 

 

 

 

そもそもなんで足を運んだのか というと、(担当の)河合くんが純粋にふぉ~ゆ~が大好きなためふつうに河合くんに触れながら生活していると勝手にふぉ~ゆ~に対してアクティブになり……(笑)

それで*3、2018年末の「ENTA!」に足を運んだらまんまと当てられ。今回もふぉ〜ゆ〜主演、シアタークリエ、事前情報、にそそられ来てしまいましたが、ふぉ〜ゆ〜も作品自体も嫉妬しちゃうくらいかっこよくて楽しくて輝きに満ち溢れてて。ほんの数回だけでも、あの船に偶然乗船できたことが宝物だなと。

 

7/9(火)*4、明けて7/10(水)に初日を迎えたこの作品のテーマが「Show must go on」だなんて奇跡で、「Show must go on」のもと作り上げられたOPとキャバレーショーの光を存分に浴びたら、涙と胸の熱さが止まらずずっとめそめそしてしまったことは、たぶんこっしーにはばれた気がする*5、そんな勘違いも含めて堪能し尽くさせていただいたよ……(笑)

 

 

わたしにとって「9500円」ってちっとも安くないし、「2時間」ってすぐに浪費しちゃうものだし。

なのでこの「SHOW BOY」に使った9500円と2時間10分は、

これ以上至福に使うことは適わないんじゃないかって今後を恐れてしまうくらいに最ッッッッ高に濃ゆく使うこと

ができました。

 

(神田沙也加さまの存在がそもそも9500円のキャパに収まってないもんね…………)

 

 

あーーーーもうほんとにたのしかった!心の底から再演希望!!!!!!!

 

 

素敵な船旅をありがとうございました。

 

 

There's No Business Like Show Business!!!!!

ショウほど素敵な商売はない!!!!!

 

 

 

 

 

✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎

 

 

 

というのが「SHOW BOY」の感想なんですけれども、本当にどうしても作品の内容もセリフもなるべく忘れたくなくて以下に続きます、自分でもこれ読み返すのか?読み返さないだろう?ってレベルで長い。まーでも書くのは自由ですからね。

 

(うーーーん、でもばりネタバレかつ2回しか見られてない人の戯言なのでこの下は読まないでください、再演おめでとうございます!!!!!!(号泣)本当に考察も何もねーので!20,000字の戯言なので、、、読まないで!ください!!!わたしも再演前にこんな稚拙な文章読み返したくないもん……(2021年7月加筆))

 

 

では本編について。

ストーリーとセリフとわたしの感情が全部ごっちゃになる長文です。ので、

わたしのわたしによるわたしのためのまとめ。

なので読まないでください!ダチョウ倶楽部方式のフリでもないです、ただのしょぼいネタバレです!!!(2021年7月加筆)

2021年初乗船決めたのでここを読み返してみたのですが、記憶のトリガーとして使う分には、なかなか抑えるべきところを抑えて書かれてるのでは……?と自画自賛しております(2021年7月再加筆)

※時系列にはノータッチです!

 

 

『SHOW BOY』

 

7月20日(土)17:00〜 4列 下手

7月25日(木)18:00〜 19列 センター*6

 

 

 

 

 

【プロローグ】

 

 

紗幕に花火がばーーーーーーっと打ち上がる。

 

支配人「\ピンポンパンポーン*7「SHOW BOAT」にご乗船のみなみなさま まもなく「SHOW BOAT」が誇る名物 キャバレーKIT KAT KLUBにて、今夜最後のショーが行われます。みなさまどうぞお誘い合わせの上、お集まりくださいませ。*8

 

(だいたい)このようなアナウンスを聞けます、支配人こと神田沙也加さまのお声で………… 客席の我々は船旅をしている乗客として、会場の一体にすでに包み込まれる とっても素敵演出。

アナウンスが終わり暗転すると、きらびやかな音と光に少しずつ侵食されてあっという間に金色の世界でショーが始まる〜〜!!!!きらきらのキャストさんが段上から上手から下手から出てくると、満を持して真ん中のBOX*9から黒のタキシードな4人が………… 満面の笑顔なふぉ〜ゆ〜、登場のこの瞬間にわたしの涙腺は決壊した。死後の世界かとおもった、極楽浄土。だって斜め前のご婦人もおくちを両手で抑えて、ステージを見上げながら目を潤ませていらっしゃったから………………(泣)*10

 

 

 

「♪Welcome to the SHOW BOAT〜〜 さあすべてを懸けてこの瞬間を生きよう 魅惑の船 Welcome to the SHOW BOAT〜〜 RIDE ON!」*11

 

 

 

きらきらで美しくて圧倒的で楽しくて瞳が光で溺れる夢のショーが広がり、延々とお涙垂れ流しでお顔がびーしょびしょのべーとべと……(いや、笑顔なの!たのしくてしあわせなの!でも涙は止まらないの!!!!)になったところで、

 

「♪ と、そのまえに~」*12

 

 

「?!?!………… あっ、これからお話がはじまるのね!??」

 

 

ってその時はおもったのだけど、これがすべてのきっかけになるんですよね、この導入部がどちゃどちゃにオシャレ!!!!!!!

「♪ と、そのまえに〜」をすると、紗幕にそこから始まるストーリー(オムニバス形式なので)のキャストが映し出されるの、紗幕の奥では紹介されてるご本人が演技されているので目が足りない…………… 紗幕の動きも本人の動きも理解しながら見たかった…………*13

 

 

各導入部から、4つの各ストーリーが開演1時間前を軸にスタートしていることが明示されます。

 

 

 

【第1話:キャバレー】

 

裏方:福田悠太

主演ダンサー:秋山大河

 

いきなり主演ダンサーともに裏方の生着替えが見られます、おっきいパンツ。この作品はやたらパンツやら上裸やらが楽しめたよ*14

 

 

〔at ステージ〕

ステージ上で寝てる主演ダンサー、幕の後ろバックステージがなにやら騒ぞうしい。

 

ダンサー「(幕を開けて)うるさいなあ、いま寝てるんですよ!!!!!」

 

裏方は主演ダンサーの衣装にアイロンかけたり、舞台上のお掃除したり、スタッフとしてショーを裏から支えている、けど本当はこのショーで踊っていた元ダンサー。家族の不幸によりキャバレーを切り盛りすることになり、ダンサーとして未練を残しつつ「踊る道を閉ざし、現在は演者を支えることをまっとうする裏方」

 

主演ダンサーはそんな踊っていた当時の先輩(福ちゃん)に憧れショーの世界に。先輩にはステージに戻ってほしいけれど「踊ることはもういいんだ、裏方こそが俺の仕事だ」って諦めた「フリ」をしてることにやきもきしている。

 

「♪ おかしな2人」

 

ここで魅せる「華麗なタップダンスとダンサーを辞めたバックグラウンド」という切なさの塩梅が抜群。そんなに楽しそうなら踊ったらいいのに 踊りたくないわけではないんでしょう?って。(大河くんと我々の総意です)しかもお姉ちゃんがその姿を見てるんだよね(ああ、弟はやっぱり踊りすきなんだなそうだよね って表情でさ)

で、また動きやすいゆるっとオーバーオールの薄汚れた格好がバックステージで切なく踏まれるタップに心地よくハマるんだよね、はあ福ちゃんかっこいい似合う…………結婚してほしい…………

 

そんな開演1時間前、ある緊急事態が発生。支配人(裏方のお姉さん)は弟に「今夜のステージに立つディーバ(歌姫)が体調不良で降板せざるを得ない 誰か代わりを務められる人はいないだろうか」と告げる。それを聞いた主演ダンサーは「エンジェル」が適当なのではないか?と支配人と裏方に提案する。*15*16

 

 

そしてショーが始まるまでの時間、裏方と主演ダンサーは「エンジェル」を探すために船中を奔走する………………

 

 

 

「♪ 探せ探せ探せ探せ エンジェっ!」

 

「♪ どこだどこだどこだどこだ エンジェっ!」

 

 

「BOXの中でエンジェルを探すテーマ曲」を歌ってる人たちがすごく無機質でたのしい(笑)この曲中に奔走する という流れ。

この第1話には、大きいものから小さいものまで伏線がたくさん散りばめられているのよ。

 

 

裏方「おまえエンジェルと付き合ってんだろ?連絡取ってみろよ」

 

ダンサー「(電話かける)ここんところすれ違いが多くて………… エンジェル、最近ストーカーに悩んでるって言ってたなあ まあそれも人から聞いた話なんですけどね(笑)」

 

裏方「それおまえに教えたのおれだから!」

 

 

【すり〜ゆ〜のハイライトと出会う、裏方と主演ダンサー】

 

〔at 楽屋〕

①今日付でクビを宣告される見習いマジシャン(辰巳さん)

 

ダンサー「ほらあいつ!あの足の小指*17みたいなやつ!ミスターマジックの付き人の。あいつ最近よくステージ裏でうろうろしてるんですよ、あいつがストーカーだとおもいます」

 

裏方「よし、おれが行ってくる」

 

マジック「……もう1度言おう 君は今日でクビだ」

 

裏方「……劇的な瞬間を見てしまった…………」

 

 

 〔at BAR〕

②バーで物憂げに腰をかけるギャンブラー(越岡さん)

 

ダンサー「すみません!」

 

ギャンブラー「ここには誰もいないよ!」

 

裏方「そうですか…… ん?なんであの人おれたちが人を探してるって知ってるんだ?」

 

ギャンブラー「オーラがね、オーラが出てたから!人を探してそうだな〜 って(にこにこ)」

 

そして隣に腰掛ける少女に「ちゃんと」平手打ちをされる(笑)*18

 

 

〔at 船倉〕

③明らかに怪しい現場にいる中国人マフィア(松崎さん)

 

裏方「すみません、人を探してるのですが大きい羽根のはえた人見ませんでした?」

 

男2人「羽根!」

 

マフィア「ニホンゴチョットシカワカラナイネ〜」

 

あまり見られたくない場面のため、通訳さんが追い返し、終了(笑)

 

 

 

「♪Up?Down?Where's エンジェル?」

 

「♪Front?Back?Where's エンジェル?」

 

「♪どこにいるーーーの???」

 

 

エンジェルを探す道中、それぞれ気になりすぎるシーンに遭遇してしまった裏方と主演ダンサー(と我々)。

 

 

人を探しながら各ストーリーに顔を突っ込んでいく裏方。

つまり第1話の福田主演ストーリーがそれぞれに絡み、主軸として進んでいく。と思いきや、各ストーリーが相互に絡み合うところがおもしろい。

 

 

 

船中を探すもエンジェルは結局見つからず、第1話は船上デッキで終わります。

 

〔at デッキ〕

ダンサー「もう1度ステージに立ってください おれは先輩の踊りに憧れてこの世界に入ったんですよ!嘘ですけど!」

 

裏方「嘘なの???」

 

ダンサー「優秀なお姉さんが支配人なんだから経営に問題はないでしょう?」

 

と裏方がアイロンをかけたシャツを脱ぎ、「この衣装を着て踊ってください」と差し出す。

 

裏方「おれの気持ちだってわからないだろう 両親が死んで経営にまわることになって、でも今おれは裏方としておれの仕事をまっとうしている それでいいじゃないか」

 

と受け取ってもらえない。

 

するとデッキの後ろから、見覚えのないパンツ一丁の男性が………… いやいいシーンなのにおまえ誰だよ………… けど彼があまりにも寒がっているため、ダンサーは手に持ったシャツをどこの誰かわからない彼に着させてあげることに…………

 

寒そうな男「ありがとう!この借りは必ず!!!」

 

 

ダンサー「……おれはもうステージに戻りますから 先輩はエンジェルを探してください」

 

裏方「おおう!まかせとけ!」

 

って深く帽子を被り直して、俯きながら踊り出すのすごく切ない。

 

 

「♪Life is show time. It's a wonderful entertainment.」

 

 

裏方が黄昏ていると花火(PM11:55 ショーの始まる合図)が上がる。見習いマジシャンとエンジェルが反対側からやってくる。ようやくエンジェルを見つけた裏方、何やら落ち着かない見習い。3人の会話がまったく聞き取れない(笑)

 

そんな中唯一(わたしが)聞き取れたエンジェルのセリフ、

 

 

エンジェル「男!?!?!!!?」

 

 

 

わたし「……男??裏方はそりゃ男だよ???!!!!!」

 

 

 

 

なんだいまのエンジェルの発言 とおもってたら

 

 

 

「♪と、そのまえに〜」

 

 

 

 

なるほど!!!!???

 

 

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2回目観劇の正しい聞き取り。

 

PM 11:55 デッキで花火が上がる。

 

見習い「もったいないことしようよぅ!」

 

裏方「よし、探そう」

 

立ち上がる、3人が出会う

 

裏方「あっ!!!おまえストーカーの!!!!足の小指みたいなやつ!!!!」

 

エンジェル「え??2人とも知り合い??」

 

見習い「さっき話してた人…………」

 

エンジェル「……男!?!?!」

 

見習い「最後に会えてよかった……(福ちゃんの手をとる)」

 

ぴたっ

 

「♪ と、そのまえに〜」

 

 

 

うーん、なるほど!2回目の観劇だと第1話の時点からこれらのセリフが聞き取れるのでにこにこしちゃうね(笑)

 

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ということでまた第1話の導入同様、オシャレなOPで始まります、次はこっしーの話。 

 

と、その前に。

 

〜第1話のすきなところ〜

  • 支配人と裏方の関係性、変に馴れ合いすぎない距離感が好き*19
  • 福ちゃんと大河くんの踊り(意地のぶつけ合い) *20
  • 「Show must go on!」
  • 「ヒューーーーーーーっ↓↓↓ パンパンっ!」
  • 調理場でのフライパンパンケーキ
  • エンジェル探しでの福田の独壇場ダンシング

 

 

【第2話:ペーパームーン

 

ギャンブラー:越岡裕貴

少女:笠井日向*21

 

少女がその場に落ちている大きな鞄を持って走り出す ギャンブラーがスロットを回す そんな描写から始まる第2話。

 

〔at カジノ〕

 

「♪ CASINO」

 

「♪東洋一と言われるSHOW BOATのCASINO~」

 

ぴえ〜〜〜すきぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜まぶしい〜〜〜〜 って手をかざしてたら越岡ショータイム終わってた。

 

「♪ Fu Fu Fu 運命の女神よ 微笑んでくれ~」

 

って歌いながらルーレット台に仰向けになるのずるくない???????運命の女神に腹見せるってどんだけ服従するつもりなんじゃ………… ということで♪CASINOがめっちゃよかったです そもそもビジュアルもたまらん うっすら髭生えてるし脚が長い まじで長い。妹の誕生日がラッキーナンバーなんだって。当たったら 120,700円(じゅうにまんとんでななひゃくえん)。だめでした。スリーセブンは来ませんでした。

 

 

ギャンブラー「やだやだやだ!!!!いまのナシ!!!!いまのはナシだってーーーー!!!」

       「…もういっかい やり直したい………………」*22

 

一文無しになったギャンブラーは、未成年は保護者なしではカジノに入れません! と言われ「両親は死んだからいないの!入れてよ!お金ならあるから!」と困っている少女と口裏を合わせ「(親戚の)おじさん」として振る舞うことに*23。顎が似てるらしい。

 

少女に「プロのギャンブラーなら腕を見せてよ!」と言われるも、(なにかと理由をつけ*24)勝負はせずバーに移動します。

 

〔at BAR〕 

もうわたしはステージに出ない とお酒を飲みながらうなだれるエンジェルに出会う2人。

 

少女「おじさんお金がほしいの?じゃあこのゲームに勝ったらあげる!いま私の手の中にあるコインは表?裏?」

 

エンジェル「裏!ぜーーーったい裏!」

 

ギャンブラー「裏?裏!いやーーー表?? うーーーんやっぱり裏…………いや、表!表で!」

 

エンジェル「こーいうのは直感で決める方がいいのー」

 

少女「正解は…………裏でした!」

 

優柔不断でツキを逃すギャンブラー、しまいには鳩のピーターに似てるといじられる(笑)ここでエンジェルに「これ(1万円札)あげるから、もし誰かが人を探しにきてもわたしはここにはいないって伝えて!」と言われ、第1話のハイライト②に繋がります。

少女に2回ビンタされ「聞かれてないのに答えちゃだめじゃない!!」「なんで2回叩いたの!(笑)」回想シーンだから叩かなきゃ繋がらないし仕方ないよね(笑)

 

エンジェル「ねえあなた、マジックさんの娘でしょう?」

 

ギャンブラー「あれ、さっき両親は って…… この子の父親生きてるの?」

 

エンジェル「生きてるもなにもショーの出演者よ!」

 

少女「(逃げ出す)」

 

見習い「(ここで登場)ミサキちゃん?こんなところでどうしたの?…………というかあなた(越岡さん)だれですか?」

 

ギャンブラー「おじさん!あの子のおじさんです!」

 

 

〔at デッキ〕

そのまま船のデッキの上に移動「どうしてお金が欲しいの、おじさんプロのギャンブラーじゃないでしょ?優柔不断だし向いてない」と分析されると、カッコつけて語るギャンブラー の後ろを駆けてくよく分からない4人組(笑)おそらく第1話③の中国人マフィアの人たち(笑)「ごめん、聞こえなかった!」「もういいよ」 と言いつつも自分の話を続ける。

 

ギャンブラー「妹が結婚するんだ。家の土地を勝手に売って家族に縁を切られた。会社を軌道に乗せて借金を返すつもりだったけどうまくいかず、いまも返済に追われている。それでお金が欲しかったんだ」

 

少女「おじさん手元にお金はどれくらい残ってるの?」

 

ギャンブラー「1万円。家を出された日に母親がこっそり渡してくれた1万円だけは使えずにずーっとポケットに入ってる。 だから君は家族を大切にした方がいいよ」

 

少女「……ねえおじさん、人生って変えられるの?それとも変えられないの?教えてよ!」

 

ギャンブラー「うーーーん どうだろうなあ」*25

 

 

「♪ Life is show time. It's a wonderful entertainment.」

 

 

 

〔at ホール〕

そしてピアノのある場所に移動して連弾します、かわいい、越岡さんかっこいい。25日夜公演、ミサキちゃんが置いたピアノの上の鞄が途中で鍵盤の上に落ちて「ジャンっ」って越岡さんの演奏に入ってきたのおもしろかった!(え、なにこれ(笑))って鞄を何度見もする姿までもがスマートで(笑)演奏後に「ちゃんと置いとけよ(笑)」 って2人で笑い合うのかわいかったー*26

 

 

「♪ ペーパームーン

 

「♪ 選んだ道 進んできた道 その全てがまちがいで 全て幻」

「あーあ、おじさんが本物の叔父さんだったらよかったのにな」という台詞がとてもよかった。この日に初めて会ったまったく知らない同士の2人。「家族のことで人生をやり直したい」と本気で後悔している知らないおじさんが、お父さんと喧嘩した少女を諭す。小さくて大きいきっかけを与えたおじさんが、それを聞いて嬉しそうな顔をしたことがうれしかったな。

 

 

少女「おじさん!もう1回掛けしようよ!私はこの鞄、おじさんはその1万円札ね!次にあのドアから出てくる人が男か女か!先に決めていいよ!」

 

ギャンブラー「よし、そうだなーーーー 女!やっぱり男!!!」

 

少女「じゃー私は女ね!」

 

 

 

(ドアが開く)

 

 

 

と、出てきたのは

 

 

 

 

 

スパンコールの衣装に金髪ロングパーマで剣を持った人(松崎さん)

 

 

 

ギャンブラー「いまのは……女?男?」

 

少女「いまのはイーブンってことで!次ね!次!」

 

 

 

 

(ドアが開く)

 

 

 

と、出てきたのは

 

 

 

 

支配人

 

 

 

 

 

少女「やったーーーーーー!」

 

ギャンブラー「女?女????」

 

支配人「なにあなた、失礼ね」(ほんとに失礼である)

   「あなたたち、背が大きくて金髪の楽しそうな人 見なかった?」

 

2人「あっちに走っていきました!」

 

支配人「そう、ありがとう!そうそうミサキちゃん、お父さんがぎっくり腰やっちゃったの、早く行ってあげて!…………あなたは だれ?」

 

ギャンブラー「おじさん…………です!」

 

と、背が大きくて金髪の楽しそうな人を追いかけていく支配人。

すると「君たち!そこを動くな!」と拳銃を持った人の姿が。ミサキが警察(?)を取り押さえると鞄をおじさんに持たせて

 

「おじさん、お願いがあるの!さっき会った足の小指みたいな人をステージに立たせて!今日がステージに立てる最後のチャンスなの!おねがい!立たせてくれたら鞄あげるから!!」

 

に安易に了承するおじさん。果たしておじさんにそんな力はあるのだろうか…………。

 

 

 

「♪ と、そのまえに〜」

 

 

 

~第2話のすきなところ~

  • 対戦ゲームを選ぶときの曲と越岡さんの表情がすきだった〜〜
  • ミサキの頭ぽんぽんとか、エンジェルの顔むにゅとか、ふつうにドキドキしてしまって困った
  • お酒飲むところも優柔不断なところもミサキに微笑みかけるお顔もすべてすばらしかった
  • し、家族と縁が切れてしまったことへの本気の後悔が強く伝わってきた演技の上手さよ*27
  • ペーパームーン、2人で踊る振りがかわいかった、足のつま先を向かい合ってぶつけ合うのとか

 

 

【第3話:お熱いのがお好き

 

中国人マフィア:松崎祐介

通訳:本間憲一

支配人:神田沙也加

 

とっても脚の長い中国人マフィアが、舟倉で闇取引(拳銃とお金の交換)を行おうとするシーンからスタートいたします。

 

〔at 船倉〕 

中国人役なので当たり前だがめっちゃ中国語話す。精度については分からないけどペラペラだったよ。

マフィアには家族がいて、帰りを待っている子どもがいる。これから取引をするぞ!っていうのにテレビ電話とかしちゃう「ブーチーパーパヤー」「もちもち パパでちゅよ〜」って訳が出ていた(笑))など。AM 0:00 からのキャバレーショーを見たいマフィアはなかなか現れない取引相手にいらいら気味。すると2人の男がやってくる。

 

通訳「遅いじゃないですか!肝心のお金はちゃんと用意してきてくださいましたか?」

 

男①「すみません、約束のお金をカジノでチップに変えていて、よそ見*28した隙に鞄がなくなってしまいました……」

 

通訳「えーーーどうするんですか」

 

マフィア「君は子どもはいるのかね?男かい?女かい?」*29

 

男①「え?僕は独身ですけど」

 

通訳「男の子だそうです」

 

マフィア「本当かい?おめでとう!!!(抱き抱える)」

 

の瞬間が、第1話の③のシーンと重なり合うわけですね、ハグをしていたら裏方たちがやって来て、慌てて拳銃をしまって「ニホンゴチョットシカワカラナイネ」と答えるシーン。

 

マフィア「ところで、チップはどこにある?用意しておけと言っただろう」

 

男②「仕方ない、銃刀法違反だけでしょっぴくか」

 

マフィアと通訳とわたし「!?!?!!??」

 

手錠をかけられてしまうマフィア、男2人は潜入捜査をしていた警察だったというわけ。流れで通訳と手錠で繋がれ、警察に対して通訳を人質にして、2人で思いっきりダッシュで逃げる!!!

 

 

〔at デッキ〕

船のデッキに駆け上がって追いかけっこをする4人が、ギャンブラーが少女に語る場面に重なるという時間軸(笑)そこでカジノで盗まれた鞄をギャンブラーが持っていることを確認した警察の1人は、ギャンブラーたちを追うことに。

とあるダンスホールに逃げ込んだマフィアと通訳、間を縫い縫いさまよってると、そのホールで踊ってる男女の中に福田さんと辰巳さんの姿が……まじかよ(笑)*30

その後もう1人の警察にデッキの上で追いつかれるものの、華麗な身のこなしで自発的に海に落とすことに成功……(笑)

 

 

〔at 楽屋〕

船内を逃げ回った末、空いている扉の奥に飛び込む2人。そこはなんとマジシャンたちの楽屋(笑)うっかり鍵を閉め閉じこもってしまう、というトラブルを引き起こす。

この楽屋の外では、クビを宣告された見習いが「最後の仕事」として楽屋の鍵を取りに行くことを頼まれている。

その頃楽屋内では、このままでは警察に捕まり家族に会えなくなると困り果てる2人。とりあえずマジックの小道具の斧で手錠を外し、マフィアは置いてある衣装のひとつに着替えるんだけど、なんでそれ選んだの…ってお衣装で*31…………(笑)着替えていると子どもから着信が。

 

通訳「あなたもなんでこんな家族に言えないような仕事をしているんですか」

 

マフィア「オレだってこんな仕事したくない。けど仕方ないんだ。本当は言えない仕事じゃなくて、人を喜ばせる仕事がしたかった」

 

切ない………… マフィアにもマフィアなりの事情があって、闇取引を行わなければならない、と。本当にやりたかった仕事に就けなかった。わたし自身に夢がない分、夢がある人の夢が叶わないことはとてもかなしい。彼には家族もいるし絶対捕まってほしくない と思わず願ってしまったよね…………

と思ってたら支配人が鍵を開けて楽屋に入ってきます、慌てふためきとりあえず箱の中に通訳を押し込めるマフィア、その上に座って格好をつける(笑)

 

支配人「…… だれ?あなた…………あれ?もしかして歌姫の代役???」

 

マフィア「…………ヤルシカナイネエ!!!」

 

支配人「やっぱりそうなのね!大変もうこんな時間!早く準備しましょう!!!」

 

マフィア「(日本語がわからないので警戒をしてとりあえず小道具の剣を向ける)」

 

マジック「あ、それ偽物です」*32

 

剣ごと取り押さえられるマフィア、そのままダッシュで楽屋を飛び出す*33その場面こそが、ギャンブラーと少女がドアから出てくるのが男か女か、賭けをしていたあのシーン!そのまま追いかけていく支配人……

 

「♪Life is show time. It's wonderful entertainment.」

 

「あら、歌はあんまりうまくないのね」*34と、ようやくマフィアを見つけ捕まえる。日本語わからないし自分にショーなんて務まるわけがない と逃げ出そうとするも、「「ヤルシカナイネエ」って言ってたじゃない!」と論破され結局メイクルームへ連行(笑)

 

〔at メイクルーム〕

支配人「ほら、もう時間ないからメイクしましょう!ここ!座って!」

 

マフィア「ノーシング!ノーダンス!ノーショウ!!!」

 

支配人「言葉なんて問題ない!大事なのは気持ち!私もね最初は不安だったの、家族柄芸達者な人が多いから何もできない私はまるで黒いヒヨコだった。何ができるだろうって、それでたどり着いたのがメイクの仕事!そうしたら今度は両親が亡くなって急に支配人をやることに……また黒いヒヨコに逆戻り……。でもなんとかやっていけてるの!だからあなたも大丈夫!やってみなきゃわからないから!ね!」

 

 

「♪Nobody's perfect」

 

これは全部名曲のSHOW BOYの中でも個人的にお気に入りな名曲、最初はさーやさんのお歌にボイパで絡むんだけど、曲調変わるとデュエット(?)になります*35

「鏡の中には無数のあなたがいる、いくつもの人生を歩めるの」

「深呼吸をして 手を叩いてリセット\パンパン/」

って、第1話から支配人がやってるんだよね、ヒューーーーって息を深く落として、手を2回叩く これは支配人にとってのおまじないだったんだなーとここで気づきました。スパンコールのおかげでディーバが眩しくて眩しくて(笑)さーやとザキさんが階段から練り下りてくるところなどの神々しさと光の圧倒的なパワーよ。

 

マフィア「ヤルシカナイネエ!」

 

支配人「そうね!!」

    「じゃあ私アナウンスしてくるからちょっと待ってて!Waitね!Wait!」

 

元気になったディーバ(マフィア)は自分でメイクに取り掛かる…………(笑)

 

「♪と、そのまえに〜」

 

 

~第3話のすきなところ~

  • マフィアと通訳の「ナイスチームプレー!」
  • 子煩悩なパパなところ、実際ザキさんそうなりそう
  • さーやがワイドパンツでピンヒールで歌って踊るのまじまじでかっこいい
  • 化粧台がライトアップされて弧を描きながら横に揺れる演出がとてもディズニーっぽくてすきだった

 

【第4話:スティング】

 

見習い:辰巳雄大

マジック:辰巳智秋

エンジェル:樋口日奈

 

〔at 楽屋〕

見習いが年に1度の審査を受ける場面か、マジックとその娘である少女の前で、3つほど技を披露するも全て失敗してしまう。シルバーの輪っかを連結させ外す技では、輪っかを落下させ大きな音が。そのバックステージ反対側のステージ上で寝ているのが第1話の主演ダンサー。彼が「うるさいなあ、寝てるんですよ!」と怒った裏側にはこのマジシャンたちがいた という…………いやー相互作用が綿密…………。*36

なんと今回は10年目10回目の審査。今回の試験で合格しないと船から降りる という約束であったため、船を降りることになってしまった見習い。少女は見習いが辞めさせられてしまうことを察し、父親に反抗したあと楽屋を飛び出していく。最後だから外まで送って行こう と楽屋の外に出るマジックたちと見習い。

 

マジック「これ以上君の大切な人生を奪うわけにはいかない、今までありがとう。」

 

見習い「ありがとうございました!」

 

楽屋に戻るマジック のあとをとことこついて行く見習い…… ん?? ん???の押し合いがおもしろい(笑)これを3セット近くやったあと

 

見習い「さっきからこれはなんですか?出たり入ったりするのは(きょとん)」

 

マジック「ん??いやだから今までありがとう って」

 

見習い「(本気で分かっていないお顔)」

 

マジック「……はっきり言わないとわからないならはっきり言おう、今日で君はクビだ。今までありがとう。君がいてくれてよかった ありがとう。」

 

というこのシーンは、第1話で裏方が遭遇していた①の劇的な瞬間…………。

 

見習い「クビ……ですか……?」

 

マジック「…そうだ、今までありがとう。」

 

見習い「よかった というのは具体的には…………」

 

マジック「…………………………ピーターは!ピーターは君にいちばん懐いていたよ!」

 

見習い「はい!ありがとうございます!…………それだけですか?」

 

マジック「………… 今日のショーはぜひ見ていってくれ、君にとって最後の船だろう」

 

見習い「僕は師匠のマジックが本当にすきだったので、ショーを見るのはつらいかもしれません。」

 

マジック「君、そんなことを言ってくれるなんて………… もう1年船に乗る?…………というのはだめだね、約束だから。……ではありがとう。」

 

見習い「ありがとうございました!」

 

はううう………… 10年やったけどだめだった、これ以上君の人生を奪うわけにはいかない、というのも師匠のやさしさでもあるし、けど本人の意思の真逆でもあり、ひたすらに切なかったな…… 最後まで笑顔でいよう という作り笑いがしんどくて ただマジックがすきでやりたいし師匠の元で勉強したいのに、でも不器用だからできなかった。はあ。

 

のタイミングでなぜか楽屋に鍵がかかる………… マフィアが入ってきちゃったんですね…………(笑)そこで最後の仕事として楽屋の鍵を持ってくるよう頼まれ、支配人の元へ。

 

 

〔at ステージ〕

見習い「支配人!楽屋に鍵がかかっちゃって……鍵ありますか?」

 

支配人「えーー!鍵かかっちゃったの??もう!ディーバもいないし主演ダンサーも弟もいないしまだ出演者の半分もリストにチェックついてない!!! ……そういえば今日審査だったんでしょ?どうだったの?」

 

見習い「今年もだめでした」

 

支配人「そっかーー、じゃあまた来年だねー」

 

見習い「いや、船を降りることになりました。なので今日が最後です」

 

支配人「え?そうなの???んーーー最後に弟に気持ち伝えなくていいの?好きなんでしょ〜」

 

見習い「ちょっとーむりですよー、まだだれにも自分がそっちだって言ってないのに(笑)」

 

支配人「やたらステージの裏うろうろしてるから何してんだろう…って視線の先を見たらーーー 弟が!!」

 

見習い「やめてくださいよおー なんでバレちゃうかなーよりによって姉弟にー」

 

支配人「顔に出ちゃってたからねー」

 

見習い「そうなんですよ 僕、顔に出ちゃって嘘つけないんですよね、致命的でしょ、マジシャンとして(笑)これから騙しますよ 嘘つきますよ って騙すのができなくて どうしたらいいんでしょうか」

 

支配人「とりあえず…私は鍵持ってくからあとでね!」

 

 

「♪ Life is show time. It's wonderful entertainment.」

 

 

って歌い終わったあとにぼそっと「むりだな」ってわらわずに呟くの、クビを宣告されたあとはじめて見習いの本音が出た瞬間なのかな。ちなみにこのときの歌は、4人でのアカペラでした。

そのまま歩いてるとバーから飛び出してきた少女とギャンブラーと出会い、入れ替わるようにバーに入り今度はエンジェルと出会う。

 

〔at BAR〕

見習い「すぐ酔えるのください」*37

 

エンジェル「どうした カジノで負けたかーーー」

 

見習い「ちがいます、今日で船を降りることになって……」

 

エンジェル「あーーマジックさんの付き人??なんかマジックやってよ!!!」

 

ってトランプのマジックをいくつかやると、エンジェルがいいリアクションで喜んでくれるの。見習いも楽しくなってバーカウンターに座ってトランプを切ったり大きくしたり……

 

見習い「君の前だとなんだかうまくいくみたい」

 

とか言われたらすきになっちゃいますやん………… 天然タラシ(しかもノンケではない)こわ…………(笑)

 

 

「♪ The entertainer」

 

「♪ カード次々めくるように 夢追いかけるにはもう遅い」

この曲の歌詞もまたとてもとてもよい。「現実はビター こんなにもビター」憧れて夢を追いかけてこうしてやってきたけど、もう遅いんじゃないかって、いままでやってきたこと、これからやっていくことがもったいない時間になってしまうんじゃないかって、考えるのも見つめるのもとても怖いけど、そんな同じように考える2人が互いの気持ちを聞きあって「もったいないことをする」という結論に至ることへの勇気よ。

 

 

〔at デッキ〕

船上のデッキへと移動します。めちゃくちゃ見習いにもたれるエンジェルさん

 

見習い「酔っ払ってる?」

 

エンジェル「酔ってないよ〜〜〜」

 

見習い「……僕…………すきな人がいるです」

 

エンジェル「え、美人!?!?」

 

(わたし「とっても美人です」)

 

(個々のセリフと流れの記憶がぶっとんでいるというかなしみ)

 

見習い「はーー今日で最後か、10年、10年やってきたけど僕もう32歳…… 今年33歳………… 年金とかもういろいろ…………(泣)」

 

エンジェル「あたしも……もう辞めて船降りようかなっておもってるんだー」

 

見習い「……辞めちゃうなんてもったいないよ!」

 

エンジェル「もったいないけどさ、どっちがもったいないだろうって、このまま続けて何もない方がもっともったいないかもよー?」

 

見習い「もったいないことしようよぅ!」

 

エンジェル「おまえ、情緒がアレだな(笑)」

 

(わたし「情緒がアレすぎ」*38

 

やっと……やっとここまで来ましたそうです、ここは第1話のラストシーン、裏方がエンジェル(と見習い)をやっと見つけ出したところ。

 

裏方「あっ!!!おまえストーカーの!!!!足の小指みたいなやつ!!!!」

 

エンジェル「え??2人とも知り合い??」

 

見習い「さっき話してた人…………」

 

エンジェル「……男!?!?!」

 

見習い「最後に会えてよかった……(福ちゃんの手をとる)」

 

 

さっき話してた人=好きな人。エンジェルの「男!?!?」の繋がりのスッキリたるや(笑)見習いくん最後に会えてよかったね(泣)ということで、裏方によりエンジェルはステージへ連れていかれます。

 

 

【第5話:俺たちに明日はない

 【at メイクルーム〕/開演3分前

開演5分前のアナウンスも終わり、支配人がディーバ(代役)のいるメイクルームに戻ってくる。

 

支配人「よし!あなたはこれ聞いてて!歌2曲とちょっとMC入ってるから!口パクしてくれればいいからよろしくね!」

 

ディーバ「(ウンウン)」 ヘッドホンしてノリノリです、かわいいかよ

 

主演ダンサーが上裸で戻ってくる、裏方を説得できなかったのでいらいら気味ですね、そして完全なる部外者がやってくる(笑)

 

ギャンブラー「あのー足の小指みたいな人どこにいますか?」

 

支配人「あーーー彼ーーは戻ってくるかわからないね」(船降りるって言われてたからね)

 

裏方「エンジェルいたぞ!!!!そしたらさ、なんか知らないけどこいつ(見習い)も付いてきた」

 

すきな人についてきちゃったよ見習いくん(笑)きょどきょどしながらの入場がほんとにおもしろかったです……(笑)が、彼は彼でストーカー疑惑が立ってるので裏方に追い出されかけます。エンジェルは支配人に、遅くなってすみません、ステージに立たせてください と頭を下げて 今日もよろしくね!と言われる。そうすると裏方などが気づくよね、こいつ(ディーバ(代役))は誰だって(笑)

 

支配人「あんたが見つけてきたんじゃないの?ディーバの代役!」

 

裏方「ちがうよだれだよ!エンジェルのストーカーもいるしどうなってるんだよ!」

 

支配人「ちがうの、この人はあんたのことがす……」

 

見習い「あーーあーーーあーーーー!!」

 

エンジェル「ちょっと待って何の話?この人(見習い)は今日初めて話したの!ストーカーはこっち」

 

指を指される主演ダンサー……………… だよね、やっぱりそうだったんだね………………

 

裏方「おまえエンジェルと付き合ってる って言ってたじゃん、こわ!え、こわっ!!!!」

 

主演ダンサー「おれはその付き合ってるつもりだったんだけど」

 

エンジェル「何度も声は掛けられたけど1度も付き合うとは返事してないから」

 

裏方「こいつがエンジェルにディーバの代役をやってもらおうって言ってて」

 

エンジェル「あたしそういうの好きじゃない、自分の力で真ん中に立つから余計なことしないで!あとあたし………… あの人のことすきになっちゃったみたい」

 

あの人とは、見習いに告白します、見習いは「あの、僕も付き合うって返事してませんから!」そうだよね、ここ大事だなところだよね、意中の人がいるのに勝手に他の人と交際してる体にされてしまうなんてね。

ということで主演ダンサーはエンジェルに振られステージに立ちたくない!と駄々をこね、支配人に「立ちたくても立てない人がいるんだからおまえは立たなくていい!」と言われどっかにいっちゃう。そして裏方は支配人に「あんたが代役やって!あんたならできる。本当はショーの振付ぜーんぶ覚えてること知ってるんだから じゃあよろしくね」と言われ、とまどい。

 

一方でギャンブラーは見習いをステージに立たせれば鞄いっぱいのお金がもらえるので、見習いにショーに出てくれ と頭を下げているとマジックがやってくる。案の定「誰この人?」「いやミサキちゃんのお父さんでしょ」「あなたのお兄さんじゃないの?」「いや、おれはただのおじさんです」のくだりが(笑)必死なのでマジックにも見習いにも土下座をしてしまい、裏方に「なんでただのおじさんがここまでしてるの?」とマジレスをくらう(笑)見習い自身も師匠にもう1度チャンスをください、とお願いし、ステージに立てることに!

 

うれしくなってしまったおじさんは「今ならおれも何でもできる気がする!踊っていい?」と勝手に自分用の衣装を持ち出し、着てくるという(笑)

 

ちょっと!自分で書いててようわからなくなってきたので!整理します!!!

 

裏方

  • エンジェルを見つけ、つれてくる
  • 見習い(ストーカー疑惑)が付いてきて追い払おうとする
  • ディーバ(代役)に「こいつ誰」と的確なつっこみ
  • マジックと見習いに土下座をするギャンブラーにも的確なつっこみ
  • 主演ダンサーの代役としてショーに出演することに

 

ギャンブラー

  • ミサキに言われた通り、見習いをショーに出させるためにマジックと見習いに土下座する
  • 見習いをショーに出させるきっかけをつくる
  • 「なんでもできる気」がしてしまったのでステージに立つことに(?)

 

マフィア

  • 支配人に言われた通り、ディーバとして口パクの曲を聞いて覚える

 

見習い

  • 裏方に付いてきてメイクルーム入り
  • おじさんの謎のお願いに感化され、師匠にもう1度審査をしてもらえるようお願いをする
  • 師匠からの許可が出てショーに出させてもらえることに

 

主演ダンサー

  • 妄想拗らせ系のエンジェルのストーカーだった
  • 振られて消沈、ショーに出なくていいと言われる
  • メイクルームから出て行ってしまう

 

エンジェル

  • ストーカー犯を告発
  • もったいないことをする=ショーを諦めず続ける選択
  • きっかけをくれた見習いに告白

 

マジック

  • おじさんの必死の願いに応え、見習いをステージに立たせることに
  • ミサキが絡んでいるだろうことを推察

 

支配人

  • 「ヒューーーーー パンパン!」
  • 「Show must go on!」

 

必然的にメイクルームに残ったのは、裏方ギャンブラーマフィア見習い の4人(笑)「よし!がんばろう!なんかさこういうの(円陣)やっておく??」と突然仕切りだすおじさん。裏方の腑に落ちていない顔がかわいい。ここにとても大事なところが。円陣のポジショニングがなんと見習いくんと裏方が隣同士…… 自然と繋がれた手を大切そうにまじまじと見つめる見習いと、なんなんだこいつ、って目で返す裏方の感じよ………そしておじさん先導のうまくいかない円陣からの

 

ディーバ(代役)「ヤルシカナイネエ!」

 

3人 \おーーーーー!!??!?/

 

 

【第6話:ショウほど素敵な商売はない】

 

暗転からのクリエのセンターに大階段が。上には「SHOW BOY」とギラギラの看板があり、階段横のせり上がってる部分が袖になってて、そこからステージを応援するメンバーなどを一緒にたのしめる最高な仕様。

 

支配人によるアナウンスからはじまります

「まずは当劇場が誇る歌姫の登場です!」

 

「♪ Show Boy Show Girl」

 

階段の下にエンジェル含む6人の踊り子、階段トップに神々しく輝くディーバ。登場の瞬間の後ろ姿から放たれるパワーの強さよ(笑) 「♪ 男の子も 女の子も みんな〜」みたいなたのしい曲でした、3分前に初めて聞いたとは思えないクオリティの口パクかつ、声量が本当にすごい、口パクなので声を出しているわけではないが……(笑)

 

ディーバが階段を降りると上手列最下段にいるエンジェルが対抗してきて2人のパフォーマンスバトルになってたのがよかったな………… 見習いくんも袖から嬉しそうに応援していて。我々含め「エンジェルいいぞ!!!負けてないぞ!!!!」と思ってたら、上手の袖からエンジェル同様の羽根をつけたギャンブラーのおじさんが。カオス。けどむだに踊りがうまいおじさん(笑)ディーバをはさんでシンメみたいになるエンジェルとおじさん(笑)袖の見習いや裏方が「あっ、、、出ちゃったよ」って顔をしてるのがよかった。

1曲目から最高の掴みで入るとMCタイムへ。

 

ディーバ(代役)「みんなーーー!今日は来てくれて ありがとうーーーー!!!!」

 

と口パクをしていると、録音を流すプレイヤーから煙が出て故障してしまった様子。

 

裏方「姉ちゃん!とりあえずマイクでなんか喋って!!!」

 

ディーバ(CV.支配人)「みんなーーー!ちょっと声が変わったよーーー!変声期!変声期!」

 

支配人のアテレコ&それに合わせたディーバの動きが毎度神がかっていておもしろかった………… さーやさんすごいわほんとに。字面だとなんにもおもしろくないのでメモ書きだけ。

 

7/20(土)夜:イヤホンジャックの話

スマホのイヤホンジャックと充電する部分が一緒なの、不便だとおもわない?でも最近のイヤホンは不意に抜けても聞いてる音楽が漏れないところが素晴らしいよね!むかし病院の待合室で音楽聴いてたらイヤホンが抜けちゃって、大音量でヘヴィメタを流しちゃったことがあ「それでは次のナンバーいってみよ〜〜〜!」

 

7/25(木)夜:トンカツの衣の話

トンカツの衣ってよくできてるとおもわない?あのサクサクな衣を考えて豚肉に付けて揚げよう!エビに付けて揚げよう!っておもった人たちすごいよね!まず小麦粉につけて卵につけて……って作るでしょ?最初の人は、あっ、いっけな〜い小麦粉に落としちゃった…… あっ、いっけな〜い今度は卵に落としちゃった…… あっ、いっけ「それでは次のナンバーいってみよ〜〜〜!」*39

 

 

「♪ Dance Show Boat

 

真っ赤なジャケットに真っ赤なハットを深く被った裏方が階段の上から登場、心底かっこよかった。福ちゃんの上半身と下半身と重心の置き方、身体の使い方の不思議。圧倒的空間支配の踊りにやられる……。すると、下手の袖で頭を下げる主演ダンサーの姿と「行ってきなさい」と合図をする支配人の姿。後ろから出てきた黒のハットの主演ダンサー、その表情は泣くのを我慢してるけど顔をしかめてて。

第1話で「嘘です!」って言ってたけど「先輩に憧れてこの世界に入った」ってダンサーの言葉は嘘なんかじゃなかったんだなと。憧れの先輩がショーに戻ってきたうれしさ、自分が隣で一緒に踊れる喜び、全部があのいっぱいいっぱいの顔に込められてて。隣で踊る裏方の顔がなによりあったかくて、2人でゲッダンしたときのアツさには適わなかったな*40

 

ってめそめそしてたら、

 

「♪ うぇるかむとぅざしょーーーぼぉーーーーとぅ めくるめくしょーーーたぁーーーーい こんやだけおーーーらぁーーーーい」

 

ってさーやボイスで歌うディーバが上手からマグロみたいに上裸の男たちに運ばれてきて情緒が狂った。なんなんだよ。よく見ると上裸の男は3人いて、男性アンサンブルさんって2人だよな??とおもったら、越岡おじさんがまた混ざっていた………… おじさんよ…………(笑)ステージ上はディーバ、おじさん、アンサンブルさん2人、裏方、主演ダンサーの3人で、それぞれディーバに絡むような踊りですごかったです。「Welcome to the SHOW BOAT」のディーバアレンジver.超かっこよかった。

 

曲中に、支配人が預かっていたマフィアのスマホが鳴ってテレビ電話を繋ぐんだけど「これが本当のパパだよ!パパはこんな仕事をずっとしたかったんだ!」って言うところにもグッときたやつ。

 

 

続きまして、マジックショーです。

 

マジック「実は、今日は調子があまりよくないので代わりに僕の大切な弟子が努めさせていただきます!」*41

 

と見習いくんが出てきます、審査の際に失敗してしまったシルバーの輪っかを繋ぐもの、シルバーの球を操るもの、とマジックを次々と成功させていきます。続いて、メインのマジック「1万円札を燃やし、元に戻すもの」に。

 

見習い「お客さまの中でどなたか1万円札をお持ちの方はいらっしゃいませんか?」

 

少女「はい!私持ってる!!!」*42

 

見習い「かわいいお客さまにお手伝いしていただきましょう!1万円札を出していただいてもいいですか?」

 

少女「はい!」

 

ギャンブラー「あっ、それおれの!!!」(裏方に取り押さえられる(笑))

 

見習い「ここに赤いペンがあるので、1万円札にサインをしていただいてもいいですか?大きく書いてください!」

 

ギャンブラー「小さく!なるべく小さくな!!!」

 

で書かれた文字は

7/20(土)夜:ロイヤル

7/25(木)夜:ドM

 

ギャンブラー「どっちもいけるけどね!!!」

 

見習い「ありがとうございます、ここに〇〇と書かれた1万円札は、世界で1枚の1万円札になりました。これを(咥える)」

 

ギャンブラー「おい、それずっとポケットに入れてたやつだから汚ねえぞ、口に入れない方がいいぞ!」

 

見習い「(1万円札を包んで火をつけて燃やす)」

 

ギャンブラー「ああ、おまえなにしてんだよ!!!」

 

見習い「(ギャンブラーをビンタ)」(笑)

 

この後、客席のお客さんの鞄の中から世界で1枚の1万円札が出てくる というオチで大成功!

 

マジック「おめでとう!合格だな!!!」

 

 

「♪ Let's Make Magic!!」

 

「♪ れっつめいくざまーーーじっ」かわいい曲!見習いとエンジェル、マジックとミサキちゃん でくるくる踊る中なぜかラインダンスで参戦してくるおじさん、もう本当にこいつなんなん(笑)

 

そして最後、人の入った箱に剣刺しをする大技マジック、この箱というのが第3話でマフィアが通訳さんを押し込めた箱。つまり箱の中には通訳さんが…………。袖からハラハラしながらマジックを見つめるマフィア(現ディーバ)、ミサキが箱を斧で破壊したあとはもう目を当てられないディーバ。

すると階段の上の方から元気な姿で現れる通訳!よかった!!!再会を喜ぶ2人の時間も束の間、不穏な空気が。

 

警察「動くな!!この船の中に指名手配犯がいる、いますぐショーを中止し捜査に協力しろ!」

 

主演ダンサー「おい、ちょっと待て、おれのことを忘れたのか?あのとき「この借りは必ず」と言っただろう」

 

警察「あっ!あのときの!!!!」

 

ダンサー「おれはこのショーの主演ダンサーだ、ここに指名手配犯などいない。いたとしてもこのショーが終わるまでは仲間だ、ショーは止めさせない。おまえらもよかったら踊っていけ」

 

第1話、デッキの上でダンサーからシャツを着させてもらった人こそが、第3話で海に落ちてしまった哀れなこの警察官だったという………… すごい回収の仕方だよ………

ということでショーは続きます、いまステージの上には通訳と裏方とダンサー。通訳さんが「これはどうしたら……」と困っていると、支配人「Show must go on!よ!」と(笑)そのまま階段をくだり、3人で華麗なタップを踏むという!タップはここだったんですね。

 

「♪ おかしな4人」

 

4人のテーマ曲がインストでメドレーになってて、すごくたのしい!!!

裏方は、第1話でダンサーと2人で踊るときの曲(「♪ おかしな2人」)で、女性アンサンブルさんと踊る。そのときの振りが、第1話で裏方が我を忘れて踊るシーンのポールハンガーを使ったもので、ここを第1話で支配人は見ていて、弟がショーの振付を完璧に踊れることを知ったんだなあ となったもの。楽しそうにポールハンガーをくるくるまわして踊る裏方に胸を打たれた。

 

「♪ ペーパームーン」も「♪ Nobody's Perfect」も「♪ the Entertainer」も聞いたことは覚えているけど、各々が何をしていたかは忘れてしまいました 記憶力のキャパのなさがかなしい。

最終的に、ステージ上には4人だけが残る。

 

 

「♪ There's No Business Like Show Business」

 

みなみなさまお待ちかねのさーやさんの出番です、まーーーーあかっこよかった………… 1番は4人はさーやさんのバックで囲いながら踊るんだけどさ。「ショウより素敵な商売はない」ってテーマをタイトルにした曲であるくらいなのでこれもこれも素敵な歌詞だった。2番は4人が歌うんだけど、ソロで歌ったあとのユニゾンパートの歌詞が

 

「♪ ねえ 誰が言ったんだ 始めるには遅すぎるって

   30代のアイドル このまま消えてゆくって

      人生はもう 変わらないって」

 

4人横一列になって、ものすごい圧で歌うのね(笑)これをさ、キラキラのステージで各々わけわかんない格好したおかしな4人に歌われたら情緒もアレになっちゃうんだな(泣)

そしてさーやとふぉ〜ゆ〜で掛け合いをして最後に5人でユニゾン

 

「♪ 人生は変わる いつだって変えられるさ

      そう だから信じて 一緒に歩いていこう

      人生は SHOW TIME It's a SHOW TIME」

 

情緒がアレ以外のなにものでもない…………

このままキャストさん全員出てきて

 

「♪ Welcome to the SHOW BOAT

 

「♪ さあ すべてを懸けて この瞬間を生きよう

      魅惑の船 Welcome to the SHOW BOAT

       RIDE ON!!」

 

最後の最後まで油断できませんでしたわ、恐ろしいわこの作品。大円団がこんなにはまる作品他にあんのかな ってレベルでぴったりおさまった。

全員がすべてを懸けてこの瞬間のためにショーを作ってるんだな と必然的におもってしまったし、ならこっちも全身全霊で楽しむ以外なかったなって。パワーとか圧とかコアが太くてひたすらに眩しくて、この作品に出会えてよかったって心からおもったエンディングでした。

てっきりここで終わり。とおもったらちがった、ショーの話 なんじゃなくて ショー「に出る人たち」の話なんだもんね。

 

 

【エピローグ】

 

 

このショーで下がった幕は我々にとっては紗幕なので、幕の後ろで行われてることが覗けるの!最高!!!

 

  • 裏方は出演者みんなに「おつかれ!」と合図を送り、ギャンブラーと意気投合(?)
  • ギャンブラーは少女から鞄を受け取る、と思いきや2人で頭を下げ、警察に返しに行く
  • マフィアは警察に捕まろうとした瞬間、裏方の一助で助かった(のかな?)
  • 見習いはエンジェルとにこにこしあって、それを「お似合いじゃん」的に裏方にやられ切ない感じに……(笑)
  • 見習い、追いかけようとするも裏方はギャンブラーとお話してる……
  • 主演ダンサーは、エンジェルのために用意していた指輪を支配人に向けてプロポーズ。逃げられてしまう(笑)
  • さーやの手を取って投げちゅーした掌を手の甲に乗せてたのやばかったなストーカーさん……(引)
  • 少女、マジックと後片付けをする中で拳銃を見つけてしまう、手に取って引き金を引くと実弾入りで…………

 

紗幕に弾がパーーーーーンとあたって、その弾の中には「SHOW BOY」と書かれていて、暗転。

という終わり方でした。カーテンコールに移ります。いやーーーーーーなるほど、拳銃なくしちゃったもんねマフィア。楽屋に置いてきちゃってたんだなあ(笑)はあ、おわった(笑)大事なシーンもセリフもたくさん漏れちゃってる気がするけど、書きたいこと残したいことも40%くらいは集約できたかな………… 。

 

ほんとは時間軸の考察とか発言の考察とかもっと凝ったことしたいんだけど頭が悪くてむりなので、ただ文章を重ねることしかできませんでした!残念!!!!!! 

うん、まあでもこの作品の楽しみ方はカジュアルにたのしむこと!だからよしとする!

 

 そして幕が閉じた後の場内アナウンスも

「本日はご乗船いただき誠にありがとうございました。」

で、とことんコンセプトを大切にした船の中の物語でありました。おわり!

 

(26,000字だって、こわ(笑))

*1:作中のどれをミラクルでどれをセクシーで って充てうる事象は人それぞれだとおもうけど、わたし的には全部が全部網羅してました、ポスターに書いてあるだけある

*2:これは7/31に更新された「エリザベートを観劇した戸塚くん」のとつブロの引用なんですけど、ずばりわたしがSHOW BOYに抱いた気持ちの的を得てるな〜と5億回共感しました

*3:河合くんがあまりにもしあわせそうにふぉ~ゆ~やら雄大の話をするので

*4:2019年7月9日はジャニーおじいちゃんの命日です

*5:席が通路横の4列目とかでめっちゃ良かったんですよ、OPからずーーっと泣いてたらこっしーと目が合ってにこって笑いかけてくれた と思っているしあわせ野郎です

*6:20日の公演が終わったあと銀座駅まで泣きながら抑えました必死です。あほです。あの感じは初めてだったな余韻に浸る前に検索かけてた(笑)(笑えない)

*7:なんかもっとディラララーンみたいなオシャレな音だった(笑)

*8:この船は安全には細心の注意を払っておりますので、万一船が揺れた際もお席を立たず座ってお待ちくださいませ またショーの妨げとなりますので、携帯電話の電源はお切りくださいますようお願い申し上げます。

*9:今後の演出でもめちゃくちゃ有効利用される有能BOX

*10:2回目見てもやっぱり泣いた、福田の顔と越岡の「♪みーわーくのふね〜」の重心の置き方がめっちゃすきで

*11:自分へ、メロディ忘れる前にボイスレコーダーに自分で歌ったやつを収録したので忘れたら聞いてね

*12:その時点で舞台上にいる人たちで歌いながらポージング というやたら楽しそうだけどよくわからず戸惑い これが毎度差し込まれます 回想というか同じ時間軸の別の人たち目線のきっかけになっている!

*13:福ちゃんが紗幕に映し出される自分を指して、あいつおれおれ!ってやってたの意味わかんなかったけどおもしろかったな(笑)

*14:ザキマツさんも第3話にておっきいパンツだし、越岡さんも第5話にて上裸(+サスペンダー)で踊るよ

*15:本当は、大河くんが「自分が恋するエンジェル」をステージの真ん中に立たせたい」という思惑のもと事件を起こしているという、生牡蠣をディーバに食べさせ当たらせたというかなりの陰湿さ(笑)(この気質もとある伏線なのであり)

*16:「んーーーあーーーうん、あいつさエンジェルと付き合ってんだわ うん、だからさディーバに生牡蠣食わせたのたぶんあいつだわ うんうんうん」の福田がすきだった(笑)

*17:7/20(土)夜:綿棒/7/25(木)夜:足の小指

*18:7/25(木)夜はビンタの音が鳴らなかったあまりに、2回ビンタされる羽目になるこっしー(笑)

*19:2人でどうにかキャバレーを束ねようとがんばってきたんだろうな って胸アツですし超お似合い姉弟かわいい、仕事仲間であり、思いやりがありあって仲良しやつ

*20:福ちゃんの福ちゃんらしいゆったり余裕がある踊り方と身体の使い方と、大河くんの大河たる踊りの対比がすきです

*21:わたしが行った回はどっちもひなちゃんだったので!しっかりものおませなのひとりっこかわいかった

*22:この急な我に返った温度の発言、過去の人生をやり直したいってことかなって2回目で気が付きました

*23:「お兄ちゃん」でゴリ押ししたけど突っぱねられるところ含め越岡さんに適任

*24:スロットはさっき負けたし バカラはルールわからないし、ポーカーもルーレットもブラックジャックもそもそもお金が無いのでできないし

*25:明確な答えをおじさんは彼女にあげられてなかった(とおもうたしか。)

*26:ほんとにわたしはロイヤルぽんこつ越岡 だと思っていたので、この作品でアドリブ対応力やビジュアルや踊りに打ちのめされますした…………

*27:こっしーの演技なんてゆちょぱしか知らなかったので

*28:このよそ見というのが羽根のはえたエンジェルのことだし、このときの鞄は第2話で少女が持っていた鞄です

*29:以下マフィアの言葉は画面に表示されてた訳です

*30:福田さんに関しては踊りが個性的すぎて福ちゃんでしかなかったし、パートナーのアンサンブルさんも同じ踊りしててわらった

*31:カツラは金髪のロングのパーマ(ロッド細かい)後ろファスナー式のスーツタイプの金のスパンコールに両手足首に赤の段々フリルがついてる服(笑)

*32:マジックさんは、このマフィアの座ってる人が入ってる箱を持ち上げようとしてぎっくり腰をやっちまいます

*33:セット転換のために「♪探せ探せ探せ探せ ディーバ!」をBOXで踊るたつふく含む無機質な人たち(笑)7/20 は青春アミーゴの「♪SI 俺達はむかしから」の振りで、7/25 はお手手繋いでウェーブから両手を上にして身体を前後になみなみと

*34:神田沙也加さまからしたらもうだれも歌はうまくないよ と心の中でマジレス

*35:これも自分で歌ってボイスメモ残したのでどうにか記憶を辿ってください

*36:って思ったんだけど主演ダンサーが寝ていた場所は本当にステージ上で、その裏の幕を開けて怒鳴ってたのね、けどマジックの審査は楽屋内で鍵も閉まっていたので、ステージと鍵のある楽屋が表裏一体の構図って不思議な気がした

*37:いや、なんだ、見習いくん実は20歳くらいなのでは って言い回しだったけど、ふつうに10年選手だしのちに今年33歳って告白してくれるし(笑)

*38:わたし自身がこの辺りへの記憶が曖昧なので、見習いくんの情緒がさらにアレな感じになってるとおもう(笑)どなたかコメント等ください、流れをセリフを教えてください(笑)

*39:あっ、いっけな〜い!って両手を大きく伸びるようにあげるザキさんの動きがとにかくコミカルだった……(笑)

*40:第1話のステージ前、ダンサーがゲッダン決めて「先輩まだ踊れますか?」って煽るから裏方も真似してやるんだけど、足が開かず沈まず「いてててて、もう歳だなあ」って言うのよ

*41:この前にマジックさん自身が鳩を出す などのマジックをするんだけど、鳩(ピーター)としてここでもステージに出てきてしまう出しゃばりおじさん

*42:マジックショーが始まる前にちょこちょこ出てきて、下手3列目あたりの通路にちょこんと座ってるミサキちゃんがかわいすぎた